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2007年6月

『降ってきた死体』

『降ってきた死体』

機種 : iアプリ(FOMAシリーズは非対応)
発売日 : 2002年
価格  :月額315円(税込) ※『未解決事件ファイル』の登録料金
発売元 : スクウェア・エニックス 

 スクウェア・エニックスのiアプリ用コンテンツ『未解決事件ファイル』に公開されている、短編ミステリー。密室状態となっていたビルの屋上で発見された死体。死体はビルの屋上にもかかわらず、10m上から落ちたものと同等の転落死状態だった。はたして、死体は空から降ってきたのか?

 ‥‥という密室系のミステリーだが、10分程度でクリアできる短編なので、かなり物足りないものがある。操作場所は一カ所で、ゲーム本編のグラフィックもそこだけ(タイトルとエンドを合わせても、3枚のみ)。最短11コマンドでクリアできるのだとか。まあ、場所移動しない=パケット通信料がかからないということなので、iアプリで推理ゲーの雰囲気を楽しむ手始めとして、プレイしてはいかがっすか。

 て言っても、FOMAシリーズ非対応なので、ケータイを買い換えたら、プレイできなくなってしまった(オマケにSH702iDなので、900専用のもできなし)。

 以下、ネタバレな感想です。

 この事件を解決した後、私は、実際に起きた、学生たちが浮浪者に注意された事に腹をたて、リンチして殺害した事件を思い出した。このゲーム中の動機は「怨恨」とされているが、この浮浪者殺害事件と、オーバーラップしてならない。昔の推理ゲームでいうところの「怨恨」とは、変わってしまったものだと思う。  

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『秘密の花園』

Himitu

『秘密の花園』

機種 : PCエンジン
発売日 : 1993年12月10日
価格  :¥7,800+税
発売元 : 徳間書店インターメディア

 アパートに一人暮らしで生活する主人公の隣に、須藤姫香という女性が引っ越してくる。彼女は主人公の通う花乃園学園に補助教師としてやってくるが、実は一週間前に殺害された女生徒・都築蒔絵の死の謎を解くために依頼された私立探偵だった‥‥。

 もともとはPC9800のアダルト・ゲームで、後のサターンでのアダルトもの移植ラッシュのはしりとなったゲームだったりする。移植にあたり、Hシーンでかなり苦労したらしいことが、冒頭の注意書きにうかがえる。

 キャラクターデザインをうるし原智志、声の出演に椎名へきるや長沢美樹などなど、当時の人気声優が出演している。

 ゲームは、須藤姫香、都築伊万里、矢萩健の3人のうち1人を選んでパートナーとして捜査ができ、途中で自由にパートナーは変更できる。パートナーによって場所で起きるイベントが変わってくるので、とまどうかもしれない。捜査上、重要なのは1日目で、あらかた聞き込みをしておけば、2日目は行く必要のある場所が少なくなり、3日目にいたっては、犯人を告発するだけとなる。

 I can'nt live without love――このメッセージが出ると、完全なエンディングとなる。須藤姫香、都築伊万里、佐久間礼子の3人とのHシーンを見れば、到達できる。まあ、主人公モテすぎなのは、この手のゲームの宿命か。

 アダルト・ゲームであることを差し引けば、ライト感覚の学園ミステリーものの雰囲気がよく描かれていると思う。

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『逆転裁判』

Gyaku

『逆転裁判』

機種 : ゲームボーイアドバンス
発売日 : 2001年10月12日
発売元 : カプコン
企画・脚本・監督 : 巧舟
公略本 : 『逆転裁判真相解明マニュアル』

 言わずとしれた、弁護士を主役とした、法廷推理アドベンチャー(正式なジャンル名は「法廷バトル」となっている)。実際の裁判とは異なるが、法廷で証言に「異議あり!」と異議を申し立てて証言の矛盾をついたり、証拠品を出して推理を実証したりと、これまでにありそうで無かった、弁護士の雰囲気を味わう事ができる。

 このゲームの感想を一言で言うなら、「本格ミステリとしても面白い」ってとこだ。

 公式HPなどを見ると、脚本・監督の巧舟は、かなりのミステリ好きらしく、彼が本格的なミステリ・ゲームを作りたいという意欲が、ひしひしと伝わってきた。法廷を舞台にしたのも、純粋に、犯人探しを楽しむための舞台として、最適だと考えたのだろう。

 物語は常に、無実の罪で逮捕された、容疑者を助ける為の裁判から始まる。容疑者の無実を証明すること、そして、真犯人を見つける事が、このゲームの目的である。このゲームの目新しい所は、この、容疑者の無実を証明した上で、真犯人を見つけるということではないだろうか。たいていの推理ゲームでは、単に犯人を追って行くだけで、誰かの無実を証明するということは、あまりない。

 しかも、容疑者たちは、証拠が十分に揃った、絶対絶命の状態で法廷に立っている。この、絶体絶命の状態から奇跡の逆転無罪を勝ち取らなくてはならない。不可能と思える状態を、持ち前の推理力によって、可能な状態へと導いていく。
 これこそ、「本格ミステリ」の醍醐味ではないのか?

 さらに。このゲームの良いところは、そういう本格ミステリな面を、キャラククター・ゲーム化することによって、ミステリ・ファン以外にも、取っつきやすくしている点だ。それぞれのキャラクターのやりとりも、バツグンに面白い。これも、法廷という舞台だからこそ、引き出せた味かもしれない。

 そして、個人的に好きなのが、「学級裁判」のシーン。久しぶりに、ゲームに感動を感じる事ができた。

 このゲームは現在、パート4まで出ているが、それはとても頷ける内容だと思う。

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『ポートピア連続殺人事件』

Potopia_1 

『ポートピア連続殺人事件』

機種 : ファミコン
発売日 : 1985年
発売元 : エニックス

 悪徳サラ金社長が自宅で殺害された。しかし、その部屋には鍵がかかっており、密室状態だった。やがて、事件は神戸ポートピアの連続殺人事件へと発展していく‥‥。

 ファミコン及び家庭用ゲーム機初の推理ゲームで、原作は『ドラゴンクエスト』の堀井雄二、開発をチュンソフトが行っている。パスワード・コンテニューすらなく、電源を入れたら一気にクリアしないといけないとか、調べるポイントが分り難すぎとか、オープニングとエンディングがあまりに簡素とか、現在のAVGしかしたことのないコドモには、ちょっととっつき憎いかもしれない。

 しかし、このゲームの犯人の意外性は、広く知れ渡っている通りだ。広く知れ渡っている理由は、あまりにも意外な犯人だからで、「意外な犯人」という点では、もはやこのゲームを超えるものは生まれることがないだろう。ゲームの後半は、この「意外な犯人」と事件との関わり、犯行の動機が明らかにされていくが、その過程の人間ドラマが、私はとても好きだ。最近の、安易に犯人をサイコパスにしてしまう、動機の貧弱な推理ゲームを作ってる人たちには、見習って欲しい。

 初のコンシューマー推理ゲームであると同時に、「意外な犯人」を成立させたシナリオの優秀さにおいて、頂点に達してしまったのが、この『ポートピア連続殺人事件』なのである。

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『ロレッタの肖像』

Rore

1987年 セガ・エンタープライズ

 シャーロック・ホームズもの。舞台は1890年11月1日、ロンドン。有名画家エバンスの描いたロレッタの肖像画が盗難され、ホームズは探索の依頼を受ける。しかしそれは、連続殺人事件の幕開けだった‥‥。

 当時、すでにセガ・マークⅢが発売されていたにもかかわらず、全機種対応でリリース。グラフィック・スペックの足りなさを、ヴィクトリア朝ロンドンをセピア色に表現することによってカバーし、今では忘れられた名作AVGとして、セガファンの間で語り継がれている。

 物語は最初の盗難事件と、後半の殺人事件と、大きく2パートにわかれていて、コマンドを選択していけば進んでいく。ただ、カーソルで対象物を選ぶ事が多く、時にそれがシビアであったり、合間合間での迷宮状の移動などが、難易度を上げている。しかも、コンティニューのパスワードも、2回しかとれないし。

 シナリオ的には、私の評価は低い。特に、犯人が判明した時の私の感想は一言、

「はいぃっ?」

  だった。たしかに、消去法で推理していけば、犯人だとはわかるのだが‥‥それにしても、あまりに伏線無さすぎじゃないのか? それまでの犯人の言動と、判明後の言動が、まったく一致した感じがしない‥‥。

 全体的に、登場人物の人物描写が不足しており、私は誰に対しても、まったく感情移入ができなかった。ハード的な制約が多かったかもしれないが、「マスグレーブのブラントンのような事はしない」という、シャーロッキアン向けのギャグよりも、もっと犯人の人柄のわかる言葉が欲しかった。

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『ミッシング・パーツ2』

『ミッシングパーツ2 ザ TANTEI ストーリーズ』

機種 : ドリームキャスト
発売日 : 2002年
発売元 : FOG

 全話六話からなる探偵ストーリーズの第二弾で、第3話「託されたペーパーナイフ」と、第4話「傷ついたテディベア」の二話を収録。「託された~」は、親友?白石哲平の依頼で、ペーパーナイフを託して消えた哲平の友人を捜しているうちに、連続殺人に巻き込まれる、という話。「傷ついた~」は、女子高校生奈々子の依頼で、謎の死を遂げた学校の先生の死を探っていくうちに、哲平が入院した病院内の殺人事件へと繋がっていく、という話。

 キャラクター先行型の推理ゲーと言うべきか、各登場人物が、どれも魅力溢れ、とてもキャラがたっている。キャラのやりとりが、とても面白いので、そういうのが好きな方にはオススメできる。

 でもね。キャラをたたせるためか、事件とは関係の無い、無駄な会話も多くて、それで事件が進展しないと、イライラしてしまった。特に「託された~」はボリュームあるシナリオになってはいるけれど、殺人事件が起こるまでが、長すぎな感じが‥‥。 「傷ついた~」の方がボリュームは少ないものの、この程度で、いいんじゃ?と思う。

 ゲームシステムは、2Dコマンドアドベンチャーになってるものの、サウンドノベルみたいに選択肢でシナリオが分岐するような感じになってる。途中、ちゃんと推理をしないといけないところもあるので、その辺はやりごたえがあるけど、全体的な印象としては、ボタンを押してたら、会話が進んでいく感じ。

 主人公=プレイヤーである、真神恭介もべらべら喋るし、自分で考えて行動することも多いからら、あまり主人公=プレイヤーという感覚が無かったなあ。

 と言っても、適当にボタンを押して、適当に選択肢を選んだり、適当な行動をとってたら、ゲームオーバーになったり、探偵ランクの低いエンディングになるので、探偵ランクAを目指すなら、きちんきちんと考えて行動しないとダメだけど。私はあまり、そんな気合い入れてやる程、面白いとは思えなかったかな。

 正直な話、2時間程度のアニメで見たかった。10時間もダラダラとプレイするより、そっちの方が面白いと感じたに違いない。なんせ、キャラは良いんだから。

 事件の真相も、イマドキのアニメっぽくって、イヤだった。犯人自体は、簡単にわかるもので、出てきた瞬間、ああオマエが犯人じゃ、と思ったら、やっぱりね、みたいな。そういう風潮なので仕方ないかといえば仕方ないのかもしれないけれど、犯人の動機が、悪い意味でのゲーム感覚なのは、昔から推理AVGをしてきた人間としては、安易だなあと思ってしまうとです。

 今のところ、このパート2しかプレイしてないので、全体をプレイすると、また違う感想になると思いますが、今のところは、そんなとこです。

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『時を超えた手紙』

1994年 シンキングラビット

 1945年アメリカ。デイリー・カサブランカ社のジェリー・ランドルフは、友人のメイ・エルガーが失踪した事を知り、彼女の家へと向かう。そこで見つけたのは、メイの父にして天才科学者たるエルガー博士の死体と、奇妙な機械だった‥‥。

 PC9800などでリリースされていた『カサブランカに愛を』をリメイクしたもので、製作はもちろん、シンキングラビットの今林宏行。犯人はタイムマシンを使って逃走したとみられ、主人公たちもタイムマシンを使って過去にタイムスリップし、事件の真相を追うという、内容である。

 『カサブランカ~』というタイトルは、あんまりゲーム内容に関係の無いものだったが、そっちの方がロマンチックで、『時を超えた手紙』は味気ないタイトルになってしまった。

 グラフィックも、『カサブランカ~』は全編モノクロで、翻訳小説の挿し絵のような、味のある絵柄だったのが、『時を~』ではカラーになってしまった。一歩進むたびに読み込みでまたされるのだから、モノクロの方がよかったと思う。とはいえ、古き良きアメリカを表現する独特な画に対する評価は高い。

 そして、心温まるシナリオは、『カサブランカ~』そのまま。

 このゲームの素晴らしい所は、悪人がまったくいない、という点である。舞台となっているのは、アメリカの田舎町で、田舎に住んでそうな素朴な方ばかりが出てくる。特にエンディングは必見で、読み上げる手紙の内容には、思わず目頭が熱くなってしまった。

 まさに癒し系推理ゲームと呼ぶにふさわしいのは、後にも先にも、このゲームだけなのかもしれない。

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『ユーラシアエクスプレス殺人事件』

『ユーラシアエクスプレス殺人事件』

機種 : プレイステーション
発売日 : 1998年
発売元 :エニックス
攻略本 :『ユーラシアエクスプレス殺人事件公式ガイドブック』

  上海を出発し、中国大陸西を目指すユーラシアエクスプレスには、私立黎明学園の女生徒たちが修学旅行の真っ最中だった。しかし、出発されてから数分後、先生の一人が遺体で発見され、事前に呼び出されていた主人公の探偵は、列車が停車する2時間の間に、事件を解決することとなる‥‥。

  榎本加奈子佐藤仁美深田恭子加藤あい新山千春馬渕英里何中島礼香東山麻美矢沢心佐伯日菜子といった、人気アイドル女優らを起用した実写ゲームである。現在も人気ある方もいれば、引退した方もいらっしゃるけど。

 製作はエニックスになっているが、企画・原作・製作総指揮を手がけたのはフォーサムの高島健一で、映像製作のノウハウをゲームに持ち込んで製作したものらしい。プログラム他、システム面はシステムサコムが作成している。

  エニックス久々のアドベンチャーということで、大いに期待したものの、時間制限が2時間なためか、シナリオのボリュームは少ない。推理ゲームとしては、あまり手応えを感じなかった。とは言え、事件とは関係の無い無駄話でプレイ時間を増やしているゲームにくらべれば、スッキリしていて良いのかもしれない。

 列車内の移動は3D描かれた自分の視点であるし、最後は、ミステリの醍醐味、関係者を一室に集めて自分の推理を披露できるので、より探偵気分を味わえるゲームとなっている。

 私が個人的に、このゲームの好きな点は、最初はそれぞれが疑心暗鬼な状態になっていたのが、捜査を進めていくうちに、お互が庇い合っていた事がわかり、それぞれの人間関係が良い方向に進んでいってるのがわかることだ。これはプレイしていて、心地よかった。

 でも、犯人役の演技がダメなので、せっかく推理を披露して、おまえが犯人だって言っても、ぜんぜん、盛り上がらないのが、哀しかったりしたけど。

  実写ゲームなので、ゲーム好きよりも、映画やドラマ好きな人にオススメしたいゲームだ。

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『RAMPO』

1995年 セガ・エンタープライズ

  現世は夢、夜の夢こそまこと‥‥同年公開された、同名映画のゲーム版。竹中直人扮する江戸川乱歩が主人公で、短編小説『お勢登場』をベースとした下宿屋で起こった殺人事件と、同じく小説『化人幻戯』をベースとした、大河原侯爵の屋敷で起こった殺人事件の2つのシナリオからなる。

  映画のシーンを取り入れているものの、シナリオは完全なオリジナルで、江戸川乱歩の小説のモチーフをちりばめている。映画版同様、江戸川乱歩を竹中直人、横溝正史を香川照幸、大河原静子を羽田美智子が演じている他、ゲームオリジナルのキャラも多数登場していて、中でもお伊勢役を渡辺典子が、大河原舞子を藤原まゆかが演じている。

 舞台となるのは、下宿屋と大河原邸で、移動できる場所も、できることも限られているので、適当に歩いていても話は進んでいく。ただ、Bボタンを押すことによってできる「否定」のタイミングが難しいところが何カ所あり、押し忘れるとバッドエンディングになったりする場所もあるので、そこは注意が必要だ。

 私は映画版も映画館で見ているけれど、映画版よりもゲームの方が館ものの本格ミステリになっているので、どちらかと言えば、ゲーム版の方が好きだ。

 トータルディレクションの兼子昌也がインタビューで応えているところによると、和風『夢見館』のイメージで作られたらしく、全編が3Dで、主人公の視点で館を探索する推理ゲームは、このゲームが最初なんじゃないだろうか。

 実際に屋敷を歩いて証言を取ったり、証拠を集めたりするのは、当時では、なかなか新鮮だった。

  ちなみに映画版『RAMPO』は最初、黛りんたろう監督で制作を進めていたのだが、出来上がりに満足しなかった奥山和由プロデューサー自らがメガホンを取って取り直したという逸話がある。さらに海外公開の際に再編集され、当時はこの黛りんたろう監督版、奥山和由版、海外公開版の三本がビデオレンタルに並んでいる。パート2の制作も予定されていたようだが、奥山和由松竹クビ事件にともない、中止になったようだ。

攻略本『RAMPO VIRTUAL GUIDE BOOK』KOEI/\1000

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『犯行写真 縛られた少女たちが見たモノは?』

1996年 イマジニア

 伊豆のペンションに、人気アイドル乙女組の写真集を撮影撮影に来たスタッフ。ペンションについた途端、季節外れの嵐が一行を襲う。ペンションまでの道は木々が倒れ、すぐには普及できない状態になってしまった。そんな状況下での撮影の中、乙女組のマネージャーが何者かに殺害された‥‥。

 スーパーファミコンで、『ざくろの味』や『月面のアヌビス』といったサウンドノベルをリリースしたイマジニアが、サターンで発売したサウンドノベル‥‥なのだが。サウンドノベル・ファンでも、このゲームをプレイした人は少ないので無いのかな。

 べつに、無理してプレイする必要は無いし、

 むしろ、プレイした事を恥ずかしいと思ってしまった。

 「犯行写真」というタイトルがサスペンスな雰囲気を出してるが、ゲーム中に「犯行写真」は、まったく出てこない。

 その代わり、主人公がカメラマンの設定なので、アイドル乙女組の写真を撮りまくれるシーンがあり、カメラ小僧向けのサウンドノベルである。

 ストーリーは一本道で、分岐しても若干、セリフが変わったりする程度で、ストーリーそのものに変化はない。ただ、選ぶとゲームオーバーになる選択肢が後半にあるだけ(ゲームオーバーになっても、各章ごとからやり直しが効くので、そんなに煩わしくない)。

 一応、推理ゲーなので、最後は真相を、乙女組のショウコちゃんが勝手に推理して解決してくれるのだが、その真相というのが。

 へ、変態の館かよ‥‥。

 私はこれを900円で購入したが、絶対に1000円以上出して買いたいとは思わない、駄作である。『ざくろの味』がけっこう好きだっただけに、このクソゲーぶりには脱帽してしまった。

 『かまいたちの夜』では、ナニかが物足りなかった人にでも。

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