ゲーム

『名探偵コナン 魔術師の挑戦状!』

『名探偵コナン 魔術師の挑戦状!』

Maju

機種 : ワンダースワン
発売日 : 1999年8月5日
発売元 : バンダイ
価格 : \3,780

 ワンダースワンでのコナンシリーズの第一作目。「女子高校生連続誘拐事件」「サスペンスドラマ殺人事件」「切り裂きジャック殺人事件」「謎の予告状事件」「世紀末の財宝事件」と、5つのシナリオを、マルバツールを使って解いていく。

 「謎の予告状事件」には怪盗キッドが登場し、「世紀末の財宝事件」に繋がって行くが、このあたりは宝探しのシナリオなので、低年齢向けの感じがして、ちょっとつらかった。殺人事件を扱ったのは、サスペンスドラマ殺人事件」「切り裂きジャック殺人事件」の2本だけ。

 正直、こちらを先にプレイしていたら、低年齢向けの印象になってしまい、シリーズを通してプレイする気が起きなかった気がしないでない。

 シナリオクリアした後、マルバツールによるパズル問題が30問、遊べるようになるので、けっこう長く遊べる。パズル好きな方向けかも。

 劇場版の『世紀末の魔術師』とシナリオタイアップしてるそうだが、これを書いてる時点では未見なので、見たらまた、報告しようと思う。

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『さんまの名探偵』

『さんまの名探偵』

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機種 : ファミコン
発売日 : 1987年4月2日
発売元 : ナムコ
価格  : 4900円

 人気お笑い芸人・明石家さんまが迷探偵となり、吉本興業社長の別荘でのパーティ中に殺された、桂文珍の死の謎を追う、当時の人気吉本タレントが実名で登場する、タレント推理AVG。

 ファミコン時代からAVGを遊んできた人には、説明不要だろう。タレントもので、しかもお笑い芸人が出てくるとなると、イロモノでクソゲーになりがちだが、この『さんまの名探偵』が、推理AVGの歴史に残る良質ゲームなのは、ネットでの評判も見たらわかる通りだ。

 ギャラクシガニが楽しめるなど、全体的な雰囲気は子供向けに見えるが。
 例えば、アパ-ト部屋の中で、住人が居留守を使ってるかどうかを、電気メーターの動きで察するなど、探偵のような細かい動きができるのは、ファミコンではこのゲームが初めてだろう。

 登場するキャラのほとんどが実在のタレントであるため(吉本高行と吉本あやこは架空のキャラ)、リメイクは難しいと思われるのが残念(プレステで『ナイナイの迷探偵』が出たけれど、やっぱり、本格ミステリでないとねえ‥‥)。

 ぜひ、イマドキのAVG好きな若者にも、プレイして欲しい一本だ。

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『サイコメトラーEIJI』

『サイコメトラーEIJI』

 

機種 : プレイステーション
発売日 : 1999年2月28日
発売元 : 講談社
価格 : \6,090
シナリオ原案:安童夕馬

 ドラマ化もされた人気ミステリー漫画のゲーム化。
 麻薬捜査官が殺害され、その犯人も又また自殺した。原作と同様の主人公、触れた物が持っている記憶を観る、サイコメトリー能力を持った高校生の映児と、女刑事の志摩さんが、事件の謎を追ううちに、D-TOWNと呼ばれる無法の町へと入っていく。
 ポリゴンで描写されたキャラを操作する、『バイオハザード』タイプのアドベンチャー。ただ、戦闘シーンはあるけど、そんなに多くないので、アクション性は少ない。

 講談社は『金田一少年の事件簿』もゲーム化していて、こちらが本格ミステリなゲームだったので、この『サイコメイトラーEIJI』も期待していたものの。

 このゲーム、かなり、脚本が破綻している‥‥。

 あきらかに目の前で何人もの人間が死んでるのに、女刑事志摩さんは、それを上司に報告するでもなく‥‥。
 犯人は唐突にわかるけれど、犯人が、これまでとっていた行動とかみあってなかったり。
 後半は研究所のようなところを探索し、ボスは薬物で強化人間化するので、なかなか『バイオハザード』みたなゲームとして捉えると面白いけど、ミステリ・ゲームかといえば、違うなあって感じでした。 

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『名探偵コナン 西の名探偵 最大の危機!?』

『名探偵コナン西の名探偵 最大の危機!?』

Konan

機種 : ワンダースワン
発売日 : 2000年7月27日
発売元 : バンダイ
価格 : \3,990

 最近、ワンダースワンが980円で売ってたので購入した。購入したはいいが、なかなかソフトが売ってなくて、探し回って、買ったソフト。
 コナンのゲームをプレイしたのは、これが始めてで、原作もアニメもほとんど見た事無いけれど、なかなか面白くて、ハマってプレイする事ができた。

 タイトルの「西の名探偵」というのは、原作でも人気の高い、大阪の高校生探偵・服部平次の事で、5本あるシナリオのうちの、最後の2本に登場する。

 このゲームの特徴は、なんといっても「マルバツール」という推理システム。
 「いつ」「誰が」「何をした」みたいな、3種類の項目の関連性を、「○」と「×」だけで表現し、推理していくもの。たとえば、4人の人間のアリバイを、「時間」と「場所」と「何をしていた」の3種類の項目にわけて表にし、それまでに得た断片的な証言から、一致したものに「○」、一致しないものを「×」にして、表を埋めていく。
 論理パズル的なものだが、ただのクリックゲーになりがちなAVGに、「考えてゲームを解いて行く」という要素を効果的にもたらしていると思う。
 低年齢向けになっているようだけど、大人でも十分に楽しめる推理ゲーだ。

 しかし‥‥。
 ワンダースワンって、バックライトが無いから、画面が、物凄く見にくい‥‥。
 ワンダースワンがゲームボーイほどのヒットにならなかった理由は、たぶん、このバックライトにあるんじゃないのかなあ。どんなに良いゲームでも、ハードがその魅力を半減させてしまったのは、もったいない話だ。

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『サスペクト』

『サスペクト』

機種 :ゲームブック
発売日 : 1987年5月1日
発売元 : JICC出版社(現 宝島社)
著者 : 北村成一
価格  : 680円

 インフォコムの海外パソコン・推理ゲームをゲームブック化。日本語で楽しめるのは、このゲームブック版だけ。もともとのパソコン版が、テキストのみでゲームが進行するテキスト・アドベンチャーだったので、ゲームブックへの移植も妥当だったかもしれない。

 タイトルの「サスペクト」とは「容疑者」という意味で、仮装パーティの最中に殺された実業家ベロニカの殺人容疑者となった主人公は、その容疑を晴らすために、1時間という限られた時間の中で、真犯人を探す、というもの。

 捜査する場所は屋敷内のみで、容疑者もそんなに多くないので、ボリュームは小さいが、1時間という時間制限があるため、行動を起こすたびに、時間が減っていくのは、なかなか、スリリングだった。

 途中、暗号を解く箇所が出てきて、この暗号を解かないと、先に進めなくなっている。
 キャラダインがヒントを言ってるから、さほど難しくは無く、「QEB」を定冠詞である「THE」に変換できれば、解けるはずだ。あるいは、エースがダイヤに変換できれば良し。

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『横浜港連続殺人事件』

Yokohama

『横浜港連続殺人事件』

機種 : ファミコン
発売日 : 1988年2月26日
発売元 : データイースト
価格  : 5500円

※後にプレイステーション用ソフト『探偵 神宮寺三郎 アーリーコレクション』に収録。

 探偵神宮寺三郎の今回の依頼は、横浜に消えた外人女性の探索だった。しかしそれは、連続殺人の幕開けにすぎなかった。捜査を進める神宮寺の前に密輸組織が立ちはだかる‥‥。

 「探偵神宮寺三郎」シリーズ第二弾は、舞台を新宿から横浜へと移した。『新宿中央殺人事件』のエンディングで、次回作の事が触れられているので、早くからシリーズ化が決まっていた模様。
 今回は失踪事件の背後にいる、密輸組織を追う内容で、「探偵神宮寺三郎」シリーズが持っている、「社会派」という面が打ち出された内容となっている。

 ただまあ。
 これはまったくの個人的な意見で、話の内容がつまらないわけでは無いけれど、暴力団を扱うことで、本格ミステリという要素が無くなってしまったのが、私には残念だった。
 個人的にはもっと、トリックを解いて意外な犯人に辿り着くみたいなのが好きなだけに、ミステリというより、探偵アクションみたいな雰囲気になっていったのが、残念だったのでした。

 ともあれ、他には見慣れない、「社会派推理AVG」というスタイルを確立したのが、この『横浜港連続殺人事件』なので、よりオトナのハードボイルドな世界を楽しみたい方にオススメ。

 現在はプレイステーションでプレイできたり、携帯用にリメイクされたのが、ニンテンドーDS『探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶』に収録されている。

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『新宿中央公園殺人事件』

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『新宿中央公園殺人事件』

機種 : ファミコン
発売日 : 1987年4月24日
発売元 : データイースト
価格  : 3300円

※後にプレイステーション用ソフト『探偵 神宮寺三郎 アーリーコレクション』に収録。

 新宿中央公園にで発見された人気ホステスの絞殺死体。警察は、ひとりの探偵に事件への協力を要請する。探偵の名は、神宮寺三郎。新宿の闇に生きる男だった。

 現在も新作がリリースが続く(2007年で20周年!)、まさに推理AVG界のドラクエと呼ぶべき、大人気シリーズ、「探偵神宮寺三郎」シリーズの記念すべき第一作である。
 殺された女性がクラブのホステスであり、ヤクザが絡んでくるなど、新宿の夜の世界を生きる人々を描いたハードボイルド・ミステリーなわけだが、お子様向けの家庭用ゲーム機で、ハードボイルドな世界を描こうとした発想は素晴らしく、まさにオトナの為のゲームだった。

 私はこれをプレイした当時、中学生だったが、このゲームの描くオトナの世界に憧れたものだ。

 でも。同時期に発売されたナムコの『さんまの名探偵』などと比較すると、あまりデキがいいとは思えない。
 記事を書くにあたって、エミュレーターでプレイしなおしてみたけれど、一人しか死なないシナリオ・ボリュームの少なさや、トリックの貧弱さや、エンディングの簡素さは、やはり『さんまの名探偵』と比較すると、かなり劣っている。
 「えっ?終わり?」って感じで、クリアした後の達成感が無いんだよなあ。

 ハードボイルドを描くなら、も少し人間ドラマをキッチリ描いて欲しかったけど。
 その点は、のちのちのシリース作で改善されていったので、最初はこんなところってとこなのか。

 現在はプレイステーションでプレイできたり、携帯用にリメイクされたのが、ニンテンドーDS『探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶』に収録されている。

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『ワンチャイ コネクション』

『ワンチャイ コネクション』

機種 : セガ・サターン
発売日 : 1994年11月22日
発売元 : セガ・エンタープライズ
開発  : マイクロネット
原作・脚本 : ジェームス三木

 香港のオーシャンパークで全裸の女性(杉本彩)が発見されたところから、事件は始まる。女は一命をとりとめたものの、記憶を失っていた。この殺人未遂事件を担当した主人公マイケル李刑事(布川敏和)は、捜査を進めていくうちに、新たなる連続殺人事件と遭遇する‥‥。

 原作・脚本をジェームス三木が手がけ、杉本彩と布川敏和(元シブがき隊)が出演し、オール香港ロケした、贅沢な実写推理ゲームである。

 もっと贅沢なのは、そんなお金のかかったと思われるソフトなのに、格安ワゴンセールの常連になっていた、ということなのだが。 

 この『ワイチャイ コネクション』はシステム自体は、オーソドックスなコマンドアドベンチャーで、コマンド総当たりすれば、クリアできる。途中、「ヴァーチャル空間」と名付けられた、3D探索シーンが何度か出てくるけど、難易度は高くない。
 物語もそつなくまとまっているし、2時間サスペンスものが好きな方には、かなりオススメできる。

 PCエンジンから始まった家庭用ゲーム機における実写AVGは、その次の世代でさらに躍進し、セガ・サターン、プレイステーション、3DO、PC-FX各機で、実写AVGが発売されている。が、残念なことに、その多くがコアなAVGゲーマーにしか支持されず、なかなか実写AVGが注目される事は少ない。

 このゲームが過小評価されるのには、そんな実写AVG事情があるのではないかと思う。「マルチメディアとしてのゲーム機」を目指した当時のゲーム機において、実写AVGは、自分で動かせるドラマとして、新たなゲーム界の新境地になるはずだったが。

 結局、セガ・サターンはその後、美少女AVGを量産し、萌え用ゲーム機になってしまった‥‥。

 個人的には、こういう実写AVGが大好きなので、ゲーム系ブログの中心で、こう叫んで、これから先も、実写推理AVGが作られることを祈りたいと思う。

 『ワンチャイ コネクション』は、決してクソゲーなんかじゃない!!

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『西村京太郎ミステリー 北斗星の女』

Hokuto

『西村京太郎ミステリー 北斗星の女』

機種 : PCエンジン
発売日 : 1990年2月23日
発売元 :ナグザット
原作 : 西村京太郎『特急(スーサイド・トレイン)「北斗1号」殺人事件』

 西村京太郎原作の、トラベル・ミステリー。原作は『特急[北斗1号]殺人事件』。
 亀井刑事と十津川警部他、おなじみの面々が、東京・上野で起こった事件を発端に、北海道で起きた殺人事件、自殺未遂事件へとつながっていく事件を追う。

 ファミコンでリリースされていた西村京太郎サスペンスが、今度はPCエンジンでリリースされた。しかも、おそらく家庭用ゲーム機初の、CD-ROMを使った推理AVGである。
 今でこそ当たり前になったけれど、内蔵音源のピコピコ音では無い、生の音を使った音楽や、声優を使ってセリフを喋るなど、当時はかなり革命的な事だった。
 このゲームの出現によって、推理AVGは新時代を迎えたのである。

 原作小説とはかなり違っているけれど、本格サスペンスものであることは変わりなく、真犯人のワナで、殺人犯にされかかった女性の、無実をはらすために捜査を進めていく中盤から後半にかけて、バラバラと思われた人間関係が、結びついていく過程は、なかなかである。
 犯人の予想がつきながらも、なかなかそこへたどり着けないじれったさは、ミステリー好きにはたまらないものがあると思う。
 もちろん、今回も時刻表を用いたアリバイ崩しは健在で、今回は東京・宮崎間の寝台特急「富士」を使っている。

 そしてエンディングでの、亀井刑事のセリフ‥‥これこそ、サスペンスの醍醐味だろう。オトナの渋さを感じるエンディングだった。

 ゲーム自体は、コマンドを総あたりして行くと、難なくクリアできるが、シナリオはかなり良いので、西村京太郎ファンや2時間サスペンスファンはもちろん、ミステリー・ファンにはぜひにプレイしてほしい。

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『降ってきた死体』

『降ってきた死体』

機種 : iアプリ(FOMAシリーズは非対応)
発売日 : 2002年
価格  :月額315円(税込) ※『未解決事件ファイル』の登録料金
発売元 : スクウェア・エニックス 

 スクウェア・エニックスのiアプリ用コンテンツ『未解決事件ファイル』に公開されている、短編ミステリー。密室状態となっていたビルの屋上で発見された死体。死体はビルの屋上にもかかわらず、10m上から落ちたものと同等の転落死状態だった。はたして、死体は空から降ってきたのか?

 ‥‥という密室系のミステリーだが、10分程度でクリアできる短編なので、かなり物足りないものがある。操作場所は一カ所で、ゲーム本編のグラフィックもそこだけ(タイトルとエンドを合わせても、3枚のみ)。最短11コマンドでクリアできるのだとか。まあ、場所移動しない=パケット通信料がかからないということなので、iアプリで推理ゲーの雰囲気を楽しむ手始めとして、プレイしてはいかがっすか。

 て言っても、FOMAシリーズ非対応なので、ケータイを買い換えたら、プレイできなくなってしまった(オマケにSH702iDなので、900専用のもできなし)。

 以下、ネタバレな感想です。

 この事件を解決した後、私は、実際に起きた、学生たちが浮浪者に注意された事に腹をたて、リンチして殺害した事件を思い出した。このゲーム中の動機は「怨恨」とされているが、この浮浪者殺害事件と、オーバーラップしてならない。昔の推理ゲームでいうところの「怨恨」とは、変わってしまったものだと思う。  

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『秘密の花園』

Himitu

『秘密の花園』

機種 : PCエンジン
発売日 : 1993年12月10日
価格  :¥7,800+税
発売元 : 徳間書店インターメディア

 アパートに一人暮らしで生活する主人公の隣に、須藤姫香という女性が引っ越してくる。彼女は主人公の通う花乃園学園に補助教師としてやってくるが、実は一週間前に殺害された女生徒・都築蒔絵の死の謎を解くために依頼された私立探偵だった‥‥。

 もともとはPC9800のアダルト・ゲームで、後のサターンでのアダルトもの移植ラッシュのはしりとなったゲームだったりする。移植にあたり、Hシーンでかなり苦労したらしいことが、冒頭の注意書きにうかがえる。

 キャラクターデザインをうるし原智志、声の出演に椎名へきるや長沢美樹などなど、当時の人気声優が出演している。

 ゲームは、須藤姫香、都築伊万里、矢萩健の3人のうち1人を選んでパートナーとして捜査ができ、途中で自由にパートナーは変更できる。パートナーによって場所で起きるイベントが変わってくるので、とまどうかもしれない。捜査上、重要なのは1日目で、あらかた聞き込みをしておけば、2日目は行く必要のある場所が少なくなり、3日目にいたっては、犯人を告発するだけとなる。

 I can'nt live without love――このメッセージが出ると、完全なエンディングとなる。須藤姫香、都築伊万里、佐久間礼子の3人とのHシーンを見れば、到達できる。まあ、主人公モテすぎなのは、この手のゲームの宿命か。

 アダルト・ゲームであることを差し引けば、ライト感覚の学園ミステリーものの雰囲気がよく描かれていると思う。

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『ポートピア連続殺人事件』

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『ポートピア連続殺人事件』

機種 : ファミコン
発売日 : 1985年
発売元 : エニックス

 悪徳サラ金社長が自宅で殺害された。しかし、その部屋には鍵がかかっており、密室状態だった。やがて、事件は神戸ポートピアの連続殺人事件へと発展していく‥‥。

 ファミコン及び家庭用ゲーム機初の推理ゲームで、原作は『ドラゴンクエスト』の堀井雄二、開発をチュンソフトが行っている。パスワード・コンテニューすらなく、電源を入れたら一気にクリアしないといけないとか、調べるポイントが分り難すぎとか、オープニングとエンディングがあまりに簡素とか、現在のAVGしかしたことのないコドモには、ちょっととっつき憎いかもしれない。

 しかし、このゲームの犯人の意外性は、広く知れ渡っている通りだ。広く知れ渡っている理由は、あまりにも意外な犯人だからで、「意外な犯人」という点では、もはやこのゲームを超えるものは生まれることがないだろう。ゲームの後半は、この「意外な犯人」と事件との関わり、犯行の動機が明らかにされていくが、その過程の人間ドラマが、私はとても好きだ。最近の、安易に犯人をサイコパスにしてしまう、動機の貧弱な推理ゲームを作ってる人たちには、見習って欲しい。

 初のコンシューマー推理ゲームであると同時に、「意外な犯人」を成立させたシナリオの優秀さにおいて、頂点に達してしまったのが、この『ポートピア連続殺人事件』なのである。

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『ロレッタの肖像』

Rore

1987年 セガ・エンタープライズ

 シャーロック・ホームズもの。舞台は1890年11月1日、ロンドン。有名画家エバンスの描いたロレッタの肖像画が盗難され、ホームズは探索の依頼を受ける。しかしそれは、連続殺人事件の幕開けだった‥‥。

 当時、すでにセガ・マークⅢが発売されていたにもかかわらず、全機種対応でリリース。グラフィック・スペックの足りなさを、ヴィクトリア朝ロンドンをセピア色に表現することによってカバーし、今では忘れられた名作AVGとして、セガファンの間で語り継がれている。

 物語は最初の盗難事件と、後半の殺人事件と、大きく2パートにわかれていて、コマンドを選択していけば進んでいく。ただ、カーソルで対象物を選ぶ事が多く、時にそれがシビアであったり、合間合間での迷宮状の移動などが、難易度を上げている。しかも、コンティニューのパスワードも、2回しかとれないし。

 シナリオ的には、私の評価は低い。特に、犯人が判明した時の私の感想は一言、

「はいぃっ?」

  だった。たしかに、消去法で推理していけば、犯人だとはわかるのだが‥‥それにしても、あまりに伏線無さすぎじゃないのか? それまでの犯人の言動と、判明後の言動が、まったく一致した感じがしない‥‥。

 全体的に、登場人物の人物描写が不足しており、私は誰に対しても、まったく感情移入ができなかった。ハード的な制約が多かったかもしれないが、「マスグレーブのブラントンのような事はしない」という、シャーロッキアン向けのギャグよりも、もっと犯人の人柄のわかる言葉が欲しかった。

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『ミッシング・パーツ2』

『ミッシングパーツ2 ザ TANTEI ストーリーズ』

機種 : ドリームキャスト
発売日 : 2002年
発売元 : FOG

 全話六話からなる探偵ストーリーズの第二弾で、第3話「託されたペーパーナイフ」と、第4話「傷ついたテディベア」の二話を収録。「託された~」は、親友?白石哲平の依頼で、ペーパーナイフを託して消えた哲平の友人を捜しているうちに、連続殺人に巻き込まれる、という話。「傷ついた~」は、女子高校生奈々子の依頼で、謎の死を遂げた学校の先生の死を探っていくうちに、哲平が入院した病院内の殺人事件へと繋がっていく、という話。

 キャラクター先行型の推理ゲーと言うべきか、各登場人物が、どれも魅力溢れ、とてもキャラがたっている。キャラのやりとりが、とても面白いので、そういうのが好きな方にはオススメできる。

 でもね。キャラをたたせるためか、事件とは関係の無い、無駄な会話も多くて、それで事件が進展しないと、イライラしてしまった。特に「託された~」はボリュームあるシナリオになってはいるけれど、殺人事件が起こるまでが、長すぎな感じが‥‥。 「傷ついた~」の方がボリュームは少ないものの、この程度で、いいんじゃ?と思う。

 ゲームシステムは、2Dコマンドアドベンチャーになってるものの、サウンドノベルみたいに選択肢でシナリオが分岐するような感じになってる。途中、ちゃんと推理をしないといけないところもあるので、その辺はやりごたえがあるけど、全体的な印象としては、ボタンを押してたら、会話が進んでいく感じ。

 主人公=プレイヤーである、真神恭介もべらべら喋るし、自分で考えて行動することも多いからら、あまり主人公=プレイヤーという感覚が無かったなあ。

 と言っても、適当にボタンを押して、適当に選択肢を選んだり、適当な行動をとってたら、ゲームオーバーになったり、探偵ランクの低いエンディングになるので、探偵ランクAを目指すなら、きちんきちんと考えて行動しないとダメだけど。私はあまり、そんな気合い入れてやる程、面白いとは思えなかったかな。

 正直な話、2時間程度のアニメで見たかった。10時間もダラダラとプレイするより、そっちの方が面白いと感じたに違いない。なんせ、キャラは良いんだから。

 事件の真相も、イマドキのアニメっぽくって、イヤだった。犯人自体は、簡単にわかるもので、出てきた瞬間、ああオマエが犯人じゃ、と思ったら、やっぱりね、みたいな。そういう風潮なので仕方ないかといえば仕方ないのかもしれないけれど、犯人の動機が、悪い意味でのゲーム感覚なのは、昔から推理AVGをしてきた人間としては、安易だなあと思ってしまうとです。

 今のところ、このパート2しかプレイしてないので、全体をプレイすると、また違う感想になると思いますが、今のところは、そんなとこです。

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『時を超えた手紙』

1994年 シンキングラビット

 1945年アメリカ。デイリー・カサブランカ社のジェリー・ランドルフは、友人のメイ・エルガーが失踪した事を知り、彼女の家へと向かう。そこで見つけたのは、メイの父にして天才科学者たるエルガー博士の死体と、奇妙な機械だった‥‥。

 PC9800などでリリースされていた『カサブランカに愛を』をリメイクしたもので、製作はもちろん、シンキングラビットの今林宏行。犯人はタイムマシンを使って逃走したとみられ、主人公たちもタイムマシンを使って過去にタイムスリップし、事件の真相を追うという、内容である。

 『カサブランカ~』というタイトルは、あんまりゲーム内容に関係の無いものだったが、そっちの方がロマンチックで、『時を超えた手紙』は味気ないタイトルになってしまった。

 グラフィックも、『カサブランカ~』は全編モノクロで、翻訳小説の挿し絵のような、味のある絵柄だったのが、『時を~』ではカラーになってしまった。一歩進むたびに読み込みでまたされるのだから、モノクロの方がよかったと思う。とはいえ、古き良きアメリカを表現する独特な画に対する評価は高い。

 そして、心温まるシナリオは、『カサブランカ~』そのまま。

 このゲームの素晴らしい所は、悪人がまったくいない、という点である。舞台となっているのは、アメリカの田舎町で、田舎に住んでそうな素朴な方ばかりが出てくる。特にエンディングは必見で、読み上げる手紙の内容には、思わず目頭が熱くなってしまった。

 まさに癒し系推理ゲームと呼ぶにふさわしいのは、後にも先にも、このゲームだけなのかもしれない。

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『ユーラシアエクスプレス殺人事件』

『ユーラシアエクスプレス殺人事件』

機種 : プレイステーション
発売日 : 1998年
発売元 :エニックス
攻略本 :『ユーラシアエクスプレス殺人事件公式ガイドブック』

  上海を出発し、中国大陸西を目指すユーラシアエクスプレスには、私立黎明学園の女生徒たちが修学旅行の真っ最中だった。しかし、出発されてから数分後、先生の一人が遺体で発見され、事前に呼び出されていた主人公の探偵は、列車が停車する2時間の間に、事件を解決することとなる‥‥。

  榎本加奈子佐藤仁美深田恭子加藤あい新山千春馬渕英里何中島礼香東山麻美矢沢心佐伯日菜子といった、人気アイドル女優らを起用した実写ゲームである。現在も人気ある方もいれば、引退した方もいらっしゃるけど。

 製作はエニックスになっているが、企画・原作・製作総指揮を手がけたのはフォーサムの高島健一で、映像製作のノウハウをゲームに持ち込んで製作したものらしい。プログラム他、システム面はシステムサコムが作成している。

  エニックス久々のアドベンチャーということで、大いに期待したものの、時間制限が2時間なためか、シナリオのボリュームは少ない。推理ゲームとしては、あまり手応えを感じなかった。とは言え、事件とは関係の無い無駄話でプレイ時間を増やしているゲームにくらべれば、スッキリしていて良いのかもしれない。

 列車内の移動は3D描かれた自分の視点であるし、最後は、ミステリの醍醐味、関係者を一室に集めて自分の推理を披露できるので、より探偵気分を味わえるゲームとなっている。

 私が個人的に、このゲームの好きな点は、最初はそれぞれが疑心暗鬼な状態になっていたのが、捜査を進めていくうちに、お互が庇い合っていた事がわかり、それぞれの人間関係が良い方向に進んでいってるのがわかることだ。これはプレイしていて、心地よかった。

 でも、犯人役の演技がダメなので、せっかく推理を披露して、おまえが犯人だって言っても、ぜんぜん、盛り上がらないのが、哀しかったりしたけど。

  実写ゲームなので、ゲーム好きよりも、映画やドラマ好きな人にオススメしたいゲームだ。

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『RAMPO』

1995年 セガ・エンタープライズ

  現世は夢、夜の夢こそまこと‥‥同年公開された、同名映画のゲーム版。竹中直人扮する江戸川乱歩が主人公で、短編小説『お勢登場』をベースとした下宿屋で起こった殺人事件と、同じく小説『化人幻戯』をベースとした、大河原侯爵の屋敷で起こった殺人事件の2つのシナリオからなる。

  映画のシーンを取り入れているものの、シナリオは完全なオリジナルで、江戸川乱歩の小説のモチーフをちりばめている。映画版同様、江戸川乱歩を竹中直人、横溝正史を香川照幸、大河原静子を羽田美智子が演じている他、ゲームオリジナルのキャラも多数登場していて、中でもお伊勢役を渡辺典子が、大河原舞子を藤原まゆかが演じている。

 舞台となるのは、下宿屋と大河原邸で、移動できる場所も、できることも限られているので、適当に歩いていても話は進んでいく。ただ、Bボタンを押すことによってできる「否定」のタイミングが難しいところが何カ所あり、押し忘れるとバッドエンディングになったりする場所もあるので、そこは注意が必要だ。

 私は映画版も映画館で見ているけれど、映画版よりもゲームの方が館ものの本格ミステリになっているので、どちらかと言えば、ゲーム版の方が好きだ。

 トータルディレクションの兼子昌也がインタビューで応えているところによると、和風『夢見館』のイメージで作られたらしく、全編が3Dで、主人公の視点で館を探索する推理ゲームは、このゲームが最初なんじゃないだろうか。

 実際に屋敷を歩いて証言を取ったり、証拠を集めたりするのは、当時では、なかなか新鮮だった。

  ちなみに映画版『RAMPO』は最初、黛りんたろう監督で制作を進めていたのだが、出来上がりに満足しなかった奥山和由プロデューサー自らがメガホンを取って取り直したという逸話がある。さらに海外公開の際に再編集され、当時はこの黛りんたろう監督版、奥山和由版、海外公開版の三本がビデオレンタルに並んでいる。パート2の制作も予定されていたようだが、奥山和由松竹クビ事件にともない、中止になったようだ。

攻略本『RAMPO VIRTUAL GUIDE BOOK』KOEI/\1000

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『犯行写真 縛られた少女たちが見たモノは?』

1996年 イマジニア

 伊豆のペンションに、人気アイドル乙女組の写真集を撮影撮影に来たスタッフ。ペンションについた途端、季節外れの嵐が一行を襲う。ペンションまでの道は木々が倒れ、すぐには普及できない状態になってしまった。そんな状況下での撮影の中、乙女組のマネージャーが何者かに殺害された‥‥。

 スーパーファミコンで、『ざくろの味』や『月面のアヌビス』といったサウンドノベルをリリースしたイマジニアが、サターンで発売したサウンドノベル‥‥なのだが。サウンドノベル・ファンでも、このゲームをプレイした人は少ないので無いのかな。

 べつに、無理してプレイする必要は無いし、

 むしろ、プレイした事を恥ずかしいと思ってしまった。

 「犯行写真」というタイトルがサスペンスな雰囲気を出してるが、ゲーム中に「犯行写真」は、まったく出てこない。

 その代わり、主人公がカメラマンの設定なので、アイドル乙女組の写真を撮りまくれるシーンがあり、カメラ小僧向けのサウンドノベルである。

 ストーリーは一本道で、分岐しても若干、セリフが変わったりする程度で、ストーリーそのものに変化はない。ただ、選ぶとゲームオーバーになる選択肢が後半にあるだけ(ゲームオーバーになっても、各章ごとからやり直しが効くので、そんなに煩わしくない)。

 一応、推理ゲーなので、最後は真相を、乙女組のショウコちゃんが勝手に推理して解決してくれるのだが、その真相というのが。

 へ、変態の館かよ‥‥。

 私はこれを900円で購入したが、絶対に1000円以上出して買いたいとは思わない、駄作である。『ざくろの味』がけっこう好きだっただけに、このクソゲーぶりには脱帽してしまった。

 『かまいたちの夜』では、ナニかが物足りなかった人にでも。

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『いづみ事件ファイル』

最近はケータイでゲームができるのはあたりまえで、
いろんなゲームコンテンツがあるみたいっすね。
登録してるサイトから送られて来た情報の中に、
そんなケータイ用のゲームを紹介してるページがありました。

G-mode

パズルゲームやスポーツゲーム、シュミレーションなど多彩なゲームが楽しめるようで、
なかなか、ゲーム好きにはオススメのサイトなんじゃないのかな。
docomo、au、ソフトバンクと対応してるようだし。

私の目を引いたのが、『いづみ事件ファイル』シリーズ。
タイトル通り、いづみちゃんが様々な事件を解決していく、推理アドベンチャーで、
推理アドベンチャー好きな私にピッタリなゲームで、早速ダウンロードしてみました。
私がダウンロードしたのは『いづみ事件ファイル2 細波編』で、「沢野いづみ」が主人公。
この「沢野いづみ」、広末涼子にソックリだと思ったのは私だけ?
他のキャラも、どっかの俳優に似てそうで、バックの背景も超美麗なので、
まるでドラマを観てる感覚になります。
『いづみ事件ファイル2 細波編』は尾道、そう大林監督映画で有名な尾道が舞台で、
実際の場所が出てくるらしい? ちょっとした観光気分にもなれる。
(おのみち映画資料館なんか、行ってみたい~と思ってしまった)
はやい話、旅情ミステリーで、推理アドベンチャー好きな私には満足の行くゲームでした。

ただ、ケータイのゲームで思うのは、パケット通信料が恐ろしいって事で、
思うようにゲームができないんだよな。
パケット割引プランにはしてるけど、やはり、定額制がいいのかな?
どうなんだろう。

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